[Android]開発環境の構築
Androidとは2007年11月にGoogle社が発表した、携帯電話でのソフトウェア実行環境のことである。オープンソースOSのLinuxをベースとしている。Linuxカーネル2.6以上で動作する。
- Android用アプリケーション
Android用アプリケーションはJava言語で開発する。統合開発環境の「Eclipse」を利用する。Eclipse用に開発を補助するためのAndroid SDKというプラグインが提供されている。
- 開発環境の構築
1. JDK(Java Development Kit)のインストール
JDKのダウンロードページにアクセスしインストーラをダウンロードする。「Java Standard Edition」項目の[JDKダウンロード]をクリックするとダウンロードが始まる。
ダウンロード後、インストーラを起動するとウィザードが開くので指示に従いインストールを完了する。全てデフォルトでよい。
2. Eclipseをインストールする
Eclipse 日本語化 - MergeDoc ProjectにアクセスしEclipse本体の圧縮ファイルをダウンロードする。ダウンロードしたzipファイルをインストールしたい場所に解凍する。
AndroidのサイトからAndroid SDKの圧縮ファイルをダウンロードする。ダウンロードしたファイルを任意の場所に解凍する。
システム環境変数に下記を追加する。
[スタート]->[コンピュータ]を右クリック->[プロパティ]->[システムの詳細設定]->[環境変数]->[システムの環境変数]の変数「path」に、下記を追記する。
;C:\eclipse-galileo-ultimate\android-sdk-windows\tools;
4. EclipseにAndroid用のプラグイン(ADT)を入れる
4.1. Eclipseを起動する
4.2. [ヘルプ]メニューの中の[新規ソフトウェアのインストール]メニューをクリック
4.3. 「インストール」ダイアログが表示される。
「作業対象」に「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力し「追加」ボタンをクリックする。
4.4. 「サイトの追加」ダイアログが表示されるので、「名前」を適当に入力する。(例:Android Plugin)。入力したら「OK」ボタンをクリックする。
4.5. 「Developer Tools」のチェックボックスをチェックし、画面下部の「次へ」ボタンをクリックする。
4.6. インストール項目が表示される。「次へ」ボタンをクリックする。
4.7. 「使用条件の条項に同意します」にチェックを入れ「完了」ボタンをクリックするとインストールが開始される。
4.8. インストールが完了したらEclipseを再起動する。
開発環境が整ったので早速アプリを作ってみる。
Hello Worldを出力するアプリ
- 参考サイト
Gihyo.jp:第2回 Androidアプリ開発のための環境構築
JDK6のダウンロード
Android SDK インストール
ADT Plugin for Eclipseのインストール